2008年07月07日

ウチョウランの撮影

今日、唐澤耕司博士と岩壁に咲くウチョウランを探しにいってきました。岩壁はイワヒバでいっぱい。

でもウチョウランはない。昔はいっぱいあったそうですが、ウチョウランブームで乱獲されてほとんどないとのこと。

それでも、どこかにあるかなと、ガレ場に挑戦。

「おーい、あるよー」との声に、元気を出してガレ場をのぼりました。

ありましたよ。意外に間近なところに良い株がひとつ、離れたところに何株か。

それから、撮影開始。私はアシスタント。

ウチョウランは栽培されていまは珍しくないとのこと。

でも、でも、自生のは最高にすばらしい。

危険とスリルを味わいながらの自生ランの撮影は、なんともいえない。

まあ、なんとか撮り終わって、さあ帰りましょうと、すると先生が「みてごらん」と。

なにやら指の間にモソモソいるものが、ヤマヒルでした。

がけっぷちに直接体をすりつけて撮影していた先生は、ヤマヒルがいつのまにか吸い付いて、

足からは血が噴出し、靴の中は血。

「ボルネオなんか、もっとすごい。上から下からヒルが降ってくる、上がってくる、ズボンはまっかっか。」

さすが、世界中のランの国を踏査している先生は違う。

とても77歳とは思えません。川の中、崖の下り方、まあ、くるくると、よく動きます。

私もアクティブなことは大好きなので、先生と一緒に上がったり下がったり、よいアシスタントをつとめることができました。

先生も、「とてもよいアシスタントで助かる」と言ってくれたので、今日は大変満足です。

今度は湿地帯に咲く、ランを撮影にいきますので、また一緒にいきます。

絵本をつくってから、ランという初めての世界にであえて、しかも本物の野生ランのある場所に連れていってもらい、見たことのないランをいくつも見せてくれたので、日本の自然もなかなか楽しいものです。

小柄な体で、フットワークの軽い先生なので、ホント、どこにでも飛んでいってしまいます。ご本人は小柄な体に劣等感を持っているといいますが、小柄だからこそ、ブッシュでも、すいすいと身軽に動けるのかなと、思ってしまいます。

いつも机にかじりついて編集の仕事をしているけど、たまには野外に出て、ランを探すのもまた楽し。

イワヒバだらけの素晴らしい岩壁でしたが、将来三遠南信自動車道の工事に入るとかで、このイワヒバたち、大丈夫なのかな。
posted by ritsu at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | クレスのランものがたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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